登山用語『た』登山用語『た』
た行タープ 雨除けや日除けをとして使用される1枚布。ポールなどで支柱を立てる。 耐水圧(たいすいあつ) レインウェアやテントなどの布地の防水性を示す数値。 ★体感温度 体で感じる主観的温度。気温が同じでも風速・湿度・雨や汗・日射などによって体感温度は異なる。 風があると寒く感じ、風速1m/sにつき体感温度は1℃下がる。 ダウン シェラフや防寒服などの断熱材として使用される鳥羽の下毛。フェザーは、木の葉状に1本の芯から細い毛が出ているもの。 ★単独行 パーティを組まず、独りで行う登山。 高巻き(たかまき) 沢登りや沢沿いの道で、難しい滝や岩場などを避けて迂回して悪場の先に出ること。 チタン 強度が強く、耐蝕性に優れる金属。 池塘(ちとう) 高層湿原に点在する小池を池塘と呼ぶ。池塘の岸の一部がちぎれ浮島となることがある。 チューブテント 筒状になっている簡易型のテントのこと。 ★ツエルト ツエルト(Zelt)はドイツ語で直訳するとテント。簡易テント、非常用テントのこと。 使い方は、本来はポールは付いていないので、木や岩を使って張るか、頭からかぶる。 用途としては、ビバーク、雨天時や寒冷時の休憩用、地面に広げてレジャーシート代わりなど。 テントを持たない、小屋泊まりには、ツエルト携行すべき。 つづら折り(つづらおり) 「九十九折り」などと書かれるように、幾度も折れ曲がって登る坂道をいう。ジグザグ道、電光坂なども同じ意味。 つぼ足(つぼあし) 降り積もった新雪の上を歩く時など、足を踏み込んで壺状の足場を作りながら歩くこと。後に続く者は同じ足場を踏みながら進むのが鉄則。 吊尾根(つりおね) 2つのピークを結んで吊橋のような美しい弧を描く稜線をいう。奥穂高岳と前穂高岳を結ぶ吊尾根はその代表格。 テーピング 捻挫などの怪我をしたときや怪我の予防のために、足首や手などにテープを巻いて保護、固定をすること。 ★出合(であい) 2つの沢が合流する地点、あるいは登山道が沢に出合う地点を指す。合流する支流の名を冠して○○沢出合というように呼ぶ。 ★停滞 悪天候などのために行動できず,山荘やテントにとどまること。 悪天候を予想して計画の段階から予備日を設けると,気持ちの余裕をもって停滞できる。 低体温症 体が極度に冷やされて体温が下がり、筋肉や脳に異常が起こる症状のこと。 デイパック(でいぱっく) 日帰りの山行に適する小型のバッグ。 デニール 繊維の太さを表す単位。数値が大きい程太い糸になる。 テレマークスキー 山スキーと異なるのは、締め具にかかとの固定がなく、クロカンとアルペンの中間的なもの 鉄砲水 谷で水が一気に流れること。台風、集中豪雨のときなどに発生する。 デブリ 雪崩の到達点に堆積した雪をデブリというが、春には巨大な雪のブロックや土砂、樹木などを巻き込んだものも見られる。 テント 支柱と天幕でできた簡易家屋。ドーム型、ロッジ型、ジオテック型などがある。 ★テント場 テントを張る場所のこと。 テントマット テント内の床に敷くマットレスのこと。 ★峠(とうげ) 昔から人々の生活に関わってきた山越えの道が通る鞍部、または道が乗り越している尾根上を峠と呼ぶ。○○乗越、○○越も同意。 透湿性 湿気を外へ出す能力。 登山靴 登山をするための靴。革製かプラスチックで出来た重登山靴。ハイキングや夏山で使用するナイロン製または革製の軽登山靴。 登山ナイフ 登山で使用するナイフ。折り畳めるタイプをフォールディングナイフと言う。 渡渉(としょう) 流れを歩いて渡ること。沢登りでは単独行は厳禁、天候やその日の沢の状況を細心の注意で判断したい。 独標(どっぴょう) 独立標高点の略称。北アルプスの北鎌尾根独標、西穂独標などが知られる。 トラバース 一般的には斜面をほぼ水平方向に横切ること、ピークを巻くことなどを指す。雪渓をトラバースする、山腹をトラバースするなどと使う。 トレイルランニング 山岳地を走るランニング、競技のこと。 ★トレッキング ゆっくりと長い期間、山麓を歩くこと。山頂に達しない山歩き。 ハイキングの意味で使われることがある。日本と欧州でよく使われる言葉。 トレッキングポール 登山用の杖。ストック。 ドローコード 生地の端を袋状に縫い合わせて、その中に紐を通し、絞り込めるようにしたもの。 ブログトップページへ 楽天市場へ戻る |